流行っています！～ラジウム温泉＆ラドン温泉

ラジウム温泉とラドン温泉

 

近年、西洋医学による長期間の治療にも関わらず、病状がなかなかか回復に向かわないという話をよく耳にします。

西洋医学治療で捗々しい結果を得られなかった人々や、治療後の再発防止の為、或いは健康増進の為にラジウム温泉・ラドン温泉療法の人気が高まっているようです。

 

巷では「ラジウム温泉は万病に効く！」という評判ですが、西洋医学では顕著な効果が得られないと言われる疾病～高尿酸血症（痛風）、 関節リュウマチ、強直性脊椎炎、自律神経の調整、消炎、抗アレルギー、癌に効果ありとの噂です。

そこで、ネットに掲載されている関連記事を以下に抜き書きしてみました。

 

放射能は地球上いたるところで放射されていますがその量は微量であるため健康被害はないと言われています。

大量の放射能は有害ですが、微量なら人体を活性化し、有益な健康効果、即ち「放射能ホルミシス効果」を齎します。

ラジウム温泉、ラドン温泉では微量の放射能作用により体の機能が高められます。

ラドンが体内で細胞を刺激し、活性化するというホルミシス効果により新陳代謝の向上、免疫力の向上、抗酸化作用、自然治癒力の向上が期待できます。

 

ラジウム温泉（放射能泉）？

 

ラジウム温泉は日本の温泉の8％ぐらいを占めていますがラジウムの含有量には関係がなく「ラジウム温泉」と呼ばれています。

日本の場合はラドンの含有量が高いものが多く一般的には「ラドン温泉」と称されているようです。

ラジウムはウランが2～３００億年かけて壊変した物質です。

ラジウム温泉とは、ラジウムを含んだ鉱石から成分が溶け出した温泉で、ラドンの他トロン、ラジウム、ポロニウム、鉛などを含んでいます。その他リチウム、ストロンチウム、バリウムなどの放射性物質を含んでいる場合もあります。

ラジウム温泉はα線、β線、γ線を含むけれども「その量が少ないので身体への影響はない」と言われています。

原発等で危険とみなされているγ線は透過力が高いので高密度の鉛やコンクリートなどでなければ防げません。多量に浴びると健康被害を受けると言われていますが、ラジウム温泉は、ウランより壊変した娘元素、ポロニウム、鉛等で満たされているものの過去５００年間健康被害報告はないということです。

 

ラジウム温泉（放射能泉）は温泉水1Kg当たりのラドン濃度１１１ベクレル以上（８.2５~50マッヘ）です。

地下にある水がウラン、トリチウムなどを含んだ岩石を通過し、ラジウム、ラドン、トロンなどの放射性元素を含んだ冷泉になります。高濃度のラドンを含んでいる地下層を水が通ることによりラドン水となるわけです。

 

ラジウム温泉の被ばく量はラドン含有量の高いところで１時間に１３マイクロシーベルトです。１００ミリシーベルト以下の放射線による人体への被害は確認されていません。（１マイクロシーベルトは１ミリシーベルトの１０００分の１）

 

ラジウム温泉の効果を高めるためには、蒸気に含まれるラドンを吸うこと、ラドンを含んだ温泉水を飲むことです。

そうすることによって体に浸透し、血液の流れがよくなり、老廃物の排出を促進させる効能が得られます。

なお、体に入ったラドンは３０分で半分消えてしまい、２時間で排出されるそうです。

 

著名な天然ラジウム温泉は以下の通りです。

記載のラドン値は資料により多少違っています。

現在、岐阜の「ローソク温泉」は日本一！と言われていますが、その基準が何か分かりませんので後日確認してきます。

 

玉川温泉・秋田

三朝温泉・鳥取/６８３.３マッヘ

益富温泉・山梨/730マッヘ

奈女沢温泉・群馬

五頭温泉・新潟

栗本温泉・岐阜

ローソク温泉・岐阜/５５６マッヘ

池田ラジウム鉱泉・島根/６６４０マッヘ

杉村温泉・新潟/２０４.７マッヘ

有馬温泉・兵庫

湯の山温泉・三重

赤目温泉・三重

 

 

ラドン温泉？

 

ラドンとはラジウム鉱石が崩壊すると出てくる無色無臭のガス状物質です。

ラドンとして存在できる期間は3.8日。（トロンは５４秒）

ラドン温泉はα線のみ。

実際には天然のラドン温泉は極めて少なく（愛知県の猿投温泉）、人工ラドン温泉の方が多いそうです。

浴室ではラドン量は殆ど皆無となるので、ラドン発生装置を使って安全なラドンガスのみを抽出し、浴槽へ送るシステム温泉をラドン温泉といっている場合が多いということです。

ラドン温泉は肌からのラドン吸収よりも呼吸によるラドン吸入の方が効果的と言われています。

 

ラジウム温泉もラドン温泉もα線の持つ独特の作用によって短時間でサウナ以上の発汗作用が認められます。